こんにちは、松村です。
先週の土曜日(11月25日)に第21回日本統合医療学会で発表してきました。
統合医療というのは、近代西洋医学に加えて伝統医学、相補・代替医療がチームを組んで患者さんにオーダーメイドのケアを提供しようとするものです。目の前の傷病治療だけでなく予防も重視していて、カイロプラクティックもそのチームメンバーにかぞえられます。
今年の大会は「患者中心」をテーマに東京有明医療大学で開催され、私はカイロプラクティックの一般口演で発表させていただきました。
発表は「頚椎マニピュレーションの力学的負荷」と題して、「第1報 動的荷重測定機の開発」および「第2報 動的荷重測定機を用いた計測の試み」の2つを行わせていただきました。
内容をざっくり言いますと私が作った、施術時にどれだけの荷重が患者さんにかかっているのかを測定する機械の紹介と実際に測定することでわかったことの報告です。
こういった場に慣れていないため、自分や場をなごませようと1スライド目にジョークをいれたところアイスブレイクどころか会場全体をアイシングしてしまい、より緊張感を増してしまいました(笑)。そんなわけで聴衆の反応をまとも見ることができませんでしたが、伝えたいことはすべて発表できたと思います。
当日は、出身校である東京カレッジ・オブ・カイロプラクティックの後輩や恩師である三輪先生とも久しぶりに会うことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
大会自体は、多くの価値ある情報が集まる場という印象を持ちましたので、来年は純粋に勉強しに来たいと思いました。一般参加も可能ですので、興味のある方は是非参加してみてください。
発表のお題だった測定機については、それを使ったHOT Chiro田町の安全への取り組みとあわせて今後ご紹介していきますので、ご期待ください。