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COLUMN

カイロプラクティックコラム

2018.03.01

終「ストレッチ」がうまくいかない理由

終「ストレッチ」がうまくいかない理由

ストレッチについてのお話は今回が最後になります。

前回、筋肉の構造・機能から考えてストレッチによって筋肉の物理的な伸長がおこるとは考えにくいというお話をしました。

とすると、ストレッチが何に影響するかと考えられると、「収縮要素としての筋肉」ということになります。

「収縮要素としての筋肉」は、それ自体と周辺の筋、また中枢神経からの情報を元に自分の収縮状態を決定する神経的なシステムと考えられます。(図1参照)

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図1

ストレッチは、そのシステムに対して働きかけるもので、実際は感覚器でもある筋肉にテンションをかけ、それを検知した中枢神経を含めたシステムが筋肉に弛緩の命令を出すといったものです。

ざっくりとしたイメージになりますが、ギターの弦が伸びるのではなくペグが緩む、というのがストレッチの効果と考えられます。

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ただペグを緩めるためには、筋肉の場合は結局、弦にテンションをかけなければならないということが、私のような思い違いを生む要因になるのではないかと思います。

最終的に、弦は力まかせにひくのではなく、ペグが緩むような適切なひき方があるということに気付くことがストレッチが上手になるための結論になるかと思います。

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ホットカイロ式 ストレッチ教室では、ストレッチすべき重要な筋肉とそれを緩めるための適切な方法をお教えします。是非ご参加ください。

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